スポンサーサイト

.-- -- スポンサー広告 comment(-) trackback(-)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

貴女は涙を知らなくて良い

.15 2016 未分類 comment(0) trackback(0)
 馬鹿にしているのかもしれない。
 嘲っているのかもしれない。
 少しだけ前を歩いているからって、偉そうなことを言うなって、突き放されるかもしれない。
 それでも、目の前に可憐な花があって、その美しさを守りたいと感じた時、もうその花を咲かせることの出来ない人は、ただ、その花に訴えかけるしかない。
 先人がして来たように。
 鬱陶しくても。胡散臭くても。
 この先に転がる小石を取り除こう。
 生きろよ、強く、美しく。
 その彩りを大切にしろよ。
 きっとお前は、泣いたことなんて無いんだから。
 このまま、泣くほどの不幸せを知らずに生きて行って欲しい。
 躓くことさえ、するなとは言わないから。
 あんな悲しみは知らなくて良い。
 あんな哀しみは知らなくて良い。
 その無邪気な笑顔を浮かべていて欲しい。
 この身に幸せが訪れなくても、構わないから。
 貴女には、どうか訪れるように。
 願うよ。切に。切実に。
 貴女は涙を知らなくて良い。


生きているだけで涙が流れてしまうような人生には、陥らないで、と。
スポンサーサイト

Midnight Rain

.26 2016 未分類 comment(0) trackback(0)
 そう、壊れていく。壊れていく。
 すっかり痩せこけた腕に、創だらけの腕に、失われた想いと、過ぎ去った時を感じた。
 叩きつけるような重い雨に、いつしか傘も疲れて。
 そう、壊れていく。壊れていく。
 洗い流してくれることなんて無いのに。
 期待して、期待して、傘を放った。
 あたたかな雨が、導かれるように溢れ出る。
 決して癒えることは無い。
 決して許されることは無い。
 だって、その気が無いから。持てるはずが無いから。
 何より幸せを拒んでいるのは、この心だ。
 雨の日に傘を持たない理由なんて、一つしか無い。

「これは罰なんだ」
「これは――罰」
「これは罰、これは罰、これは罰……」

 懺悔の対象なんていない。
 ただ、罰を受けるだけだ。
 生まれたことに罪は無い。
 生きていることに罪が有る。
 何も為せないなら。何も成せないなら。
 むしろ奪うだけなら。壊すだけなら。
 いなくなってしまわなきゃ。

 そう、壊していく。壊していく。
 生きるという罪に、生きるという罰を受けることで贖う。
 それが、私の生だ。

したたり落ちる愛、恋、憂

.27 2016 未分類 comment(0) trackback(0)
 失って、失って、失って、ああ、失って。
 したたり落ちる愛、私の器は空っぽに。
 空の器は求めるの、そうでしょう?
 満たして、満たして、満たして、ああ、切なくて。
 求めるのは貴方の面影、重なる姿探して。
 絶望の繰り返し、醜い色の上塗り。
 忘れようとして、より貴方に焦がれてく。
 他の誰でもなく、貴方が創った世界。
 したたり落ちる恋、私が見るのはいつかの貴方。
 貴方の破片を拾い集めるばかり、そればかり。
 私が好きなのは誰なんだろう? 誰なんだろう?
 愛を教えてくれた人に、愛を奪われたから。
 真っ当な愛に、辿り着けない気がする。
 したたり落ちる憂、私の笑みは冷たい。
 ねえ、教えてよ。
 壊れた玩具の行く先を。
 ねえ、教えてよ。
 壊れた人形の運命を。
 本当は、誰より、分かってる、分かってる。
 それでも、教えて。
 私以外の口から聞きたくて。
 したたり落ちる、雫、雫、雫。
 空の器から零れ行くそれは、何。

Night Draws

.14 2016 未分類 comment(0) trackback(0)
 夜に腕を引かれて、こんな所まで。
 それが大人の時間だって、教えてくれたのは誰だったっけ。
 忘れてしまうほど、長い時間。
 忘れてしまうほど、遠い距離。
 夜に腕を引かれて、こんな所まで。
 味わった哀しみの分だけ、夜の闇は深く。
 軽やかな足取りで踏み出して。
 引き連れて帰る、悔いる記憶。
 美しい物語。幸せな絵空事。
 誰も悲しみを教えてくれなかった。
 表紙はいつだって白くて、笑う二人が最後にいた。
 夜のことなんて、誰も教えてくれなかった。
 嘘じゃないことは分かるよ。誰も嘘なんて吐いてない。
 本当のことを言わないだけ。
 幸せになれるのは、たった一握りの存在だって。
 人並みの幸せさえ、人並みにはなれないって。
 夢を、抱かせないで欲しかった。
 大人になんて、して欲しくなかった。
 夜に腕を引かれて、こんな所まで。
 知りたいと、踏み入れたいと、思わせないで欲しかった。
 無理なんだろうね、でも。
 人は、大人になろうとするから。
 あの日の私みたいに。
 自分の方から、腕を引いて、って。


幸せが近くにあるのに、不幸せの影を探す。
幸せになれない、理由。

ガラスの雨

.12 2016 未分類 comment(0) trackback(0)
 映画の終わりみたいだな、って思った。
 煌めく粒子に包まれて、私もこのまま終われたらな、って考えたら、涙が出た。
 美しい世界だった。
 美しい世界だと思ってた。
 貴方は素敵な人で。
 貴方との時間は素敵な日々で。
 貴方といられる私は幸せ者。
 全部、私が築き上げた妄想の世界。
 何も見えてなかった。
 何も聞こえてなかった。
 幸せになりたくて、幸せを演じてた。
 それが本物かどうかなんて、考えようともしなかったんだ。
 こうやって降り注ぐガラスの雨だって、美しい終わりだと思いたいけど、きっと、本当は違う。
 不出来な世界の終わり。
 壊したのは、貴方で、私だ。
 それでも、美しい、って思いたいよ。
 何もかも否定したくないよ。
 貴方を好きになってしまった私を、殺したくないよ。
 だから、この雨は、美しい。
 美しいんだ。


お久しぶりです。
お久しぶりです、本当。

人生には波があると思います。
それを人様にも押し付けてしまう俺は、まだまだ未熟者です。


4月22日に、これまで使用していた碧海愛から、藤夜アキ(トウヤアキ)にペンネームを変更しました。
何故変えたのか、とかはまあ色々理由あるんですが、過去を清算する、という一言でひとまずまとめます。
まあ、そのうち書く気がします。
ひとまず今は、これからも俺を宜しくお願いしますです。

藤夜アキ、覚えてくださいね。
 HOME 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。