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窓の外

.27 2016 .+*詩*+. comment(0) trackback(0)
 窓の外がどんな世界だったか。
 忘れてしまった。
 誰彼の求める何かが、そこにあったか無かったか、それさえも怪しい。
 私が覚えているのは、窓の外が、確かにこことは異なっていたということだけ。
 その程度の記憶しか残っていないということは、つまり私が、そこにその程度の感情しか抱いていなかったという証拠なんだろうか。
 だとしたら私は、そこにはいたくなかった?
 ここには望んで来たんだろうか。
 ここに初めて来た日のことは、驚くほどあっさり思い出せた。けれど感情だけは、再生出来なかった。窓の外は、そこから抜け出した瞬間にさえ、何も感じない場所だったのかもしれない。
 それなのに、私はずっと窓の外を思っていた。
 振り返れない過去だからこそ、惜しむように、懐かしむように求めているだけなのかもしれないけど、私はどうしても、もう一度その景色を眺めたいと思った。
 けれどそれは、叶えさせてはもらえない夢。
 今私がいるここは、完全に閉ざされた部屋。
 明日に何が起こるかは分からないけど、この部屋が崩れ去るその日まで、私はずっと、ここで遠い日を思っている。


この部屋がどんな部屋か、俺にはあんまり、想像つかない。

ってか、閉ざされてる割に窓はあるんだね(書いといて)。
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