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桜花絢爛

.02 2016 未分類 comment(0) trackback(0)
 ああ。
 あなたの後ろには桜が立っている。
 この世の粋を知り尽くした桜。
 あなたと桜は対のようで。
 あなたと出逢えたことは偶然か奇跡か。必然か運命か。
 どうだって良い、そんなこと。
 俺はあなたに出逢えて良かった。
 それだけで構わない。
 あなたを知ったから、俺はさらに前に踏み出すことが出来た。
 桜花絢爛。
 桜が舞い散る瞬間、あなたの光が煌めいて花びらを輝かせる。
 美麗。
 その言葉に尽きる。
 ああ。
 あなたは光だ。
 桜花を照らす光。
 世界を彩る光。
 色を生み成すものが光なのだとしたら。
 あなたは確かにこの世界に色を注す人だ。
 あなたは俺よりずっと先を歩く。
 いつか俺もあなたのようになれるだろうか。
 光になれるだろうか。
 あなたのように舞い散る桜花を照らせるだろうか。
 俺がこんな風に自問自答を繰り返していたら、あなたはまた言うんだろう。
 その悩みが前へ踏み出させるのだと。
 ああ。
 あなたは力強い。
 桜花絢爛。
 あなたとあの桜の木はさして変わらないのかもしれない。
 あなたが輝くのも。
 桜が吹雪くのも。
 同じような麗しさを持つから。
 けれど夜のあなたはもっと美しく輝く。
 月明かりしか無い頃には見られない美しさ。
 そう、全ては今。
 この瞬間にあなたがいること。
 あなたという光が今という時間にいること。
 それが尚のこと意味を持つ。
 夜桜が瞳に映えるのは、淡い夜の光が後ろからそっと手を差し伸べるから。
 桜花絢爛。
 夜桜の演舞は世界を魅了する。
 一瞬にして虜にする。
 ああ、夜のあなたと夜桜が溶け合う。
 いつかそんなあなたに。
 俺もなりたいと思う。
 桜花絢爛。
 桜を舞わせるのは、人の心だから。


親友、盟友、そう呼ぶべきある創作仲間が、訳あって沈んでいた頃に書いたもの。
あなた、と表現しているけど、これは彼。
彼の生き様を、俺なりに力強く書いてあげたい、と思って書いた。
本人に読めるように別の所で掲載したものの、それはアカウントごとこの世から消滅したので、ここに再掲。
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