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此の世界から小さな何かが崩れ去る時

.05 2016 .+*詩*+. comment(0) trackback(0)
 それは、何だったんだろう。
 それは、何だったんだろう、本当に。


 同じように、週明けはいつもみたいな顔をしてやって来て、俺の頬をさらりと撫でた。
 それが、ぞわりとさせた。
 あいつは、別に必要以上に仲が良かったわけじゃないし、でも、どこか、特別じゃない誰かだとも、思えなかった。
 きっと、此の世界じゃない、何処か別の世界では、そんな関係だったのかもしれない。そんな風に思えるくらい、不思議と遠い存在だとは、思えなかった。
 そんなあいつが、自分の境遇に不満を抱いていて、何時かそんな殻を破って外に出ようとしているのは知っていた。
 時々、そう、時々、あいつの愚痴を聞いたりしながら、宥めたりしながら、そんな風に不満を漏らすのが、あいつだと思っていた。
 それが、あいつだったんだ。
 俺の中のあいつは、ずっとそんな風なあいつで、俺はきっと、そんなあいつが好きだった。
 そう、好きだった。

 同じような、不自然なくらい穏やかな顔をした週明け。
 別人みたく、不自然なくらい楽しげな顔をしたあいつ。

 それまでしなかった、誰にだって見せなかった顔。
 それを形容しようとすると、俺の口からは、汚い言葉しか出て来なかった。
 違う顔だった。
 あいつが語る内容。
 俺の知らない話だった。
 俺の知らないあいつだった。
 遠い所に行ってしまった。
 遠い、遠い何処かに。
 其処は、俺では踏み入れない場所で、其処に行ってしまったあいつは、俺の知るあいつとは、無縁の存在。
 そして勿論、俺の居る此処に、あいつはいない。
 あいつは、いない。もう。此処には。

 同じように、ふわりと舞い降りた週明けを、俺は憂鬱な気持ちで始めるしかなかった。

 それは、何だったんだろう。
 これは、何なんだろう。

 あいつはいったい、俺にとって、何だったんだろう。


友達に彼氏が出来た、みたいです。

いくつ下だったかな、一個か二個か。
友達なんで、恋愛感情を抱いたことは別にないんですけど、長い間、彼氏がいない彼氏がいないって言い続けてて、俺はその子のことを、ずっと、失礼だけど、そういう子だと思ってて、それが俺の、その子のイメージだったんです。

まあ、例えるなら、本が大好きでずっと読んでたような感じなのに、ある日突然、カラオケ行こーぜ的な感じになってた、みたいなものです。

いや、多分、例えなくても詩を読めば通じたか。

俺はきっと、友達を、続けられない。
そんな気がする。
別に、そんな友達友達言えるほど近いところにもいないんで、接する機会がほぼゼロになるくらいなんでしょうけど。

多分この気持ちを、人は、寂しさ、って言うんだろうな。

その子には、おめでとう、って言ってあげるべきなんでしょうけど。

なんか、言えないよ。
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