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Re: in the rain

.11 2016 .+*詩*+. comment(0) trackback(0)
 やっと分かった。
 君が言おうとしていたこと。
 君をなくしてから、幾日、幾月、幾年。
 一緒に写っていた写真は、一枚も部屋に残っていない。
 連絡先にも、君の名前は無い。
 君の何もかもを否定して、君からの何もかもを締め出して、君を信じることをやめて、君に背を向けて、生きて来た。
 そうすることで、俺は、俺の望む未来を手に入れた。
 確かに、俺の考えと君の考えは交わることが無くて、これまで歩んで来た中で、自分の選択を悔いたことは無かった。
 最後まで、君を嫌いなままで生きて行けると思った。
 君と対照的な、俺が心から大切に想える人が出来て、夢を叶えることも出来た暁に。
 君は亡霊のように、俺の前に現れた。
 君を大切に出来なかった訳を、反芻させられるように。
 君にしなければならなかったことを、強いられる瞬間が訪れた。
 やっと分かった。
 君が言おうとしていたこと。
 それは、君にしなければならないことであり、君にしなければならないことではなかった。
 君にもしなければならないことで、君にはしなかったことだった。
 雨の中、俺は顔を上げた。
 最後に君を見た時、君はこうしていた。
 君は俺に、何も言わなかった。ひとしきり雨に濡れた後、俺の方を向いて、にっこりと笑った。
 いずれ、知ることになる、そんな風に言いたげに。
 雨の温度が、ようやく分かるようになった。
 悲しみの色が、ようやく分かるようになった。
 もう、これまでの世界は、俺には見えない。
 もう、これまでの感覚は、俺には持てない。
 ああ、俺は、これから、君の方を向いて生きる。
 君という人が教えてくれた道を、歩いて行く。


後悔した恋っていうのが、誰にだってあると思うんです。

あの時、ああすれば、そんな風に思う恋。でも、当時の自分には、そうすることしか出来なかったと、結論的には思うことが、今を苦しまずに生きる最良の術だと思うんですが、まあ、それはさておいて、恋愛の上での破局は、価値観にせよ、好き嫌いにせよ、同じ方をもう向いてられない、っていう決裂が原因ですよね。

好きだった分だけ、嫌いになるっていう感じだと思うんですけど、やっぱり、自分という人間が完全に入れ替わったりしない限り、その人を好きだったという気持ちは生涯なくならないわけで、いつかどこかで、その恋にありがとう、って言える日は来ると思うんです。

全ての恋が、自分を導いて行く。
一人だけを愛する、っていうのが普通の恋愛観ですが、心の中では、一緒に歩いて行ったら良いと思います。

愛してくれて、ありがとう。

記憶の中の好きな人に、そう言えたら良いですね。
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