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さよなら Rain Drops

.17 2011 .+*詩*+. comment(0) trackback(0)
突然の雨が降り出した。
天気予報を見ていたわけもなく、俺はただ雨に降られるしかなかった。
雨は、嫌いではない。
彼女には服が痛むと言われるが、俺はあまり気にしない。
ふと空を見上げる。
小指の爪よりもさらに小さな、雨玉が落ちてくる。
それはやがて俺の元にたどり着き、重力に従ってまたつうと滑り落ちて行く。
思えば、人との出会いも似ていたのかもしれない。
彼女を除けば、出会い、別れるのがごく当たり前だった。
長く続く関係などありはしなかった。
それぞれ違うのは、別れるまでの些細な時間の長さだろう。
互いを知れば知るほど水滴は重くなっていく。
時がくれば、滴は耐えきれずにすっと消えていく。
今日もまた、同じなんだろう。
この世の重力に逆らえるなんて、彼女以外には出来やしないのだ。
いや、もしかすれば、彼女だけには俺の方から手を差し伸べているのかもしれないが。
何はともあれ、俺は消え行く雨粒にこう告げる。
「さよなら、またいつか会う日まで」
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