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寝覚めの悪い朝の話

.03 2013 .+*ショートノベル*+. comment(0) trackback(0)
 右脚だけが立てられている。私の頭はそこに傾けて置かれている。
 長髪が垂れてベッドに幾何学的でない模様を作り出した。
「はわっ……」
 あくびが出る。頭が動いてない証みたいに。
 前髪の人束が口元に触れる。どうしてこれを口に含ませるんだろう。これは昨日の話。
 私は姿勢を崩して、うつ伏せになった。
「寒い……」
 上着一枚、前も止めず羽織っているだけ。なんでこんなかっこうをしてるんだろう。
「寝よっかな……」
 携帯に手を伸ばした。これをカタカナ三文字で呼ぶ人は嫌い。私は人権擁護者だから。
 メールボックスを辿る。最後に来たのは三ヶ月前。
 今はメールより便利なものが出来たから。でも私は苦手。過去の自分なんて、見たくない。
「寝よっかな……」
 あれ、さっき同じことを呟いた気がする。まあ、良いか。
「なんで私、私なのかな……」
 元のフレーズもロクに知らない。あんなものに憧れもしない。高校で私はキャピュレットの娘の役をしたけど。
 寝覚めの悪い朝は、ベッドから出れない。
「あ、う……」
 こんなところ誰にも見せられない。見せる相手もいなかった。
「後五分、後五分」
 時計も無いって言うのに。
「何もしたくない……」
 携帯のバックライトはとっくの昔に切れていた。
「会いたい」
 本音が漏れた。隠すことも出来ない。
「今会いに来たら、殴るけど」
 外しそう。
「おんぶしてくれると、有難い」
「いやいや、動け、ほら」
「やだ……」
「にしてもすごい格好だな。俺以外が入って来たらどうするんだ」
「あんたしか合鍵持ってない」
「そりゃ結構な話だ」
 ばっと飛び起きる。精一杯の目で睨んでやった。多分、効果は無い。
「おはよう」
「おは――あっち行って。着替える」
「恥じらいの感覚はあるのか」
 なんでこんな朝早くからいるんだろう。
「大学は?」
「元々一個なのが休講になった」
「そう」
「さ、デート行こうか」
「やだ」
「じゃあ帰るか」
「ダメ」
「会いたいって言ってたしか?」
「どこから聞いてたっ」
「大体全部。と言うか、泊まりに来てるの忘れんな」
 要するに、一部始終。
「もうデート行ってやらない」
「じゃあここに住むしかないな」
「逃げる」
「おいおい、家から逃げてどこ帰るんだよ」
「あんたの家」
「じゃあ俺も帰るだけだな」
「もう、朝からこんなにしゃべらせないで。頭痛い」
 割合、本当だ。
「はいはい、なら寝とけ。適当に朝飯作るから」
 私はロクに返事もせず、ぽふっとベッドに倒れこんだ。
 あ、二度寝コースだ。そんな気がした。


朝弱い女子。可愛い。
でも俺にはいじれません。俺も朝弱くて……。残念。
朝の電車でこれを書いてたんですが、眠たい頭で考えると余計なこと考えないからある意味自然と面白い感じに仕上がりますね。こんなの変だろ、みたいなところまで思考が追いつきません。
朝出来るのは音楽を聞く、それだけです。指はフリックするのに動くけど、ほとんど頭は働いてません。
一時間目、寝よう。あ、それよりも二度寝したい。
もうすぐ二度寝が美味しい季節です。
鍋を食べて寝たら、二度寝。起きたらこたつに入ってぬくぬくみかん。豪華なフルコースですね。
ああ、冬が待ち遠しい。愛してるよ、冬ちゃん(深夜テンションならぬ朝テンションです)。
あんたって言う女子に会ったことがありませんが、会ってみたいです。
朝から何言ってるんだろう。
ともかく、おはようございます、でした。
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