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陥落のメロディと君を守りたいディザイア

.21 2013 .+*詩*+. comment(0) trackback(0)
 こんな恋、知らなかった。
 やさしくて、あたたかい、しっとりとした愛情。
 全ての運動が止まったみたいに。
 静かだった。
 この人を守りたい。この人のために生きたい。
 そう思った。とても素直にそんな気持ちが沁み出てくる。
 心臓の鼓動は速まらない。
 とくん――とくん――
 それまで通りに。でもあたたかさを持った血が流れているのが分かる。
 そっと腕を伸ばす。忘れかけていたやさしさを取り戻せる気がする。
 やわらかさが腕を伝わってくる。少しだけ勢いを込めて抱きしめた。途端無数の白羽になってしまいそうで。壊さないように、傷つけないように。
 この人を愛せて――
 すごくすごく、幸せだ。
 たとえ世界がどれだけ平等になったとしても。俺は守りたいと願わずにいられないだろう。この儚さ。このか細さ。守らずにはいられない。
 堅牢な城砦を誇っていたのに、あっけなく落城した。陥落のメロディが流れる頃にはもう、心はこの人の捕虜に。
 何のために生まれて来たのか。ずっと探し続けていたそれに、一瞬で答えが与えられる。
 細胞の一つ一つにまで刻みつけられる、君を守りたいディザイア。
 空を仰ぐ。昨日と同じはずのそれが違って見える。いや、変わったのは俺の瞳だ。
 人の生の意味を知ったのだから。
 最早これまで通りの人生は送れない。
 陥落のメロディが、君を守りたいディザイアを生み出したんだから。
 この人と――
 全てにおいて、そう願わずにいられない。
 どんな日より清々しい朝を迎えたような気持ちで。
 俺はこの人を愛し続ける。守り続ける。
 だって俺は、男なんだ。
 何より強く、真っ直ぐに。今はただ本能に刻まれた雄々しさにのみ随って。
 俺が何たるかを教えてくれた人を、俺はいつまでも、いつまでも守り続ける。
 この腕は抱くために。この胸は支えるために。この指は梳くために。この瞳は見逃さぬために。この口は癒すために。この――
 世界で一番の幸せをくれた人を、俺は世界で一番幸せにしよう。
 それが、ディザイアというメロディ。


やさしい気持ちでいっぱいです。
なんだか打って変わったような幸せに満ち溢れてますが、当の俺に別段大きな変化はありません。同じような日々です。でもちょっとだけ余裕を取り戻せた、そんな感じです。
いつもならこの二倍は書くんですが、同じような言葉の連続になるのは、無粋だと思って。
歌のように、しつこさのないあたたかさを目指してみました。

俺にとって愛することは、愛されること、それと同じくらい大切です。
愛せること、それは、凄く幸せなことです。
名前にしてしまうくらい、大切にしたいことです。
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