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Stale, but Unavailable Thing

.10 2015 .+*詩*+. comment(0) trackback(0)
 その言葉は甘く、恐ろしい。
 使い所を間違えれば、見るも無残な結果。
 それを騙る者もいる。
 けれどやはり、それは必要だ。
 人々はなおもそれを求め続ける。それが確かな力を有する時、人々の世界はやはり美しく、正しく、そして力強いだろう。
 だがそれがどんな姿をしているのか、本当はどんな成りをしているのか、誰も知らない。
 人の歴史で一度だって、それそのものが見えたことは無い。
 ともすれば人は、それから一番遠い存在なのかもしれない。
 人の長い歴史の中で、一度だって手に入れられたことのないものだから。
 誰もが今度こそはと手を伸ばす。望む。
 掴みかけて、それに実に近い形を作り上げる者もいれば、掴めずに、逆にその身を黒く染める者もいる。
 それは実に神聖なものだから。
 時として〝神様〟以上に欲しがってしまう。
 誰だって一度は望む。手にしてみたいと。
 そしてそれはあるいは手に入りかける。
 おてんばな少女のように、それはそっと手を乗せる。
 その気になった頃に舌を出して、くるりと背を向けてしまう。
 心を奪われてしまった者は誰だって彼女を追いかける。
 けれど不思議なほどに追いつけず、どんどんとその背は遠く、小さくなって行く。
 彼女をもう一度手にしようと足掻いた見苦しい行いの数々は、おそらく誰もが知っているだろう。
 語るには忍びない。
 それでも、今日も誰かがそれを求める。
 それを旗印に、導く。導かれる。
 あまりに甘美で、危険極まりない、それ。
 人はそれを、〝正義〟と呼ぶ。


去年やろうとして完成を前にして挫折というか飽きたというか完成させずに放置したままの1stアルバム、「The Bright Darkness」に収録されるはずだった作品の一つ。
眠らせておくのもどうかと思ってとりあえずお蔵出し。
この頃の俺は正義について何か思うところがあったのかな?
半年前だって。
覚えてないや。
でも、共感はすごく、出来る。
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