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キミだけが知らないキミへの告白

.09 2015 .+*ショートノベル*+. comment(0) trackback(0)
 キミは知らない。
 ボクがキミを好きなこと。
 君を壊したあの日、僕を壊したあの日、「好き」は口にしないようにしたんだ。
 負けっぱなしの人生。
 でも、キミにあんな顔をさせたくない。
 ボクはあんな顔をしたくない。
 キミとボクは仲良しこよし。
 それ以上は求めちゃいけない、って。
 君と僕が壊れることで導き出したから。
 ボクはキミを壊したくないし。
 キミにボクを壊させたくない。
 だから、長い長い時が経った時、「実はね、好きだったりしたんだよ」って冗談めかして言うくらいに留めるんだ。
 知ってる。
 このやり方は、ボクを幸せにしない、って。
 でも、ボクは僕だったんだ。
 その僕が死んだから、ボクがいる。
 ボクが死んだら、きっともう、ぼくはいない。
 何かの悪戯でこの世に留められたこの命。
 無駄にしたら、君を壊した意味はなくなってしまう。
 君の心を抉った凶刃は、僕の心から生まれ出た。
 僕から生まれた「好き」は、凶器になるんだ。
 それは、ボクでも同じ。
 キミに伝えた幾多の好きは、全部、友達の好き。
 どれだけキミが大切でも、「好き」だけは言わないよ。
 この心は隠しておくよ。
 でも、それだとボクの心は苦しいままだから。
 こうしてキミだけが知らないように、世界にキミが「好き」だと告白するんだ。
 キミだけが知らないキミへの告白。
 やり直しが効くなら、伝えられるのに。
 やり直しが効かないから、キミを好きになれたから。
 やり直しは、無い。
 こんなにも「好き」なのに、好きしか言えない。
 ぼくが前世で犯した罪は、どれほどの大罪だったんだろう。
 やっぱりきみを、傷付けたのかな。
 だとしたら、生まれ変わっても、ぼくはきみを「好き」になれないのかもしれないね。
 ああ、それでも。
 この心はキミを見る度、「好き」を強くする。


俺の永遠のテーマ。
でもそれは、永遠のテーマその二、かもしれないけど。

永遠のテーマその一は、多分、一目惚れからの決着。
その二が、友達からの決着。
でもどっちも勝てない。
負け知らずという言葉があるなら、勝ち知らずという言葉もあって然るべき。

そう、I'm An Eternal Loser.
永遠に勝ち切れない。
ねえ、本当。
どうして恋は叶うの。
叶わないから、俺の執筆活動は続くんだよ。
自問自答。
生きれば生きるほど、俺は気付いて行く。
現れる答えを、それでも油彩で塗り隠す。
だけど、固まった油彩はポロポロと崩れて、また姿を見せるんだ。
俺に春は来ないよ。

いるんだ。
勝てない人間は。
それでも死に至る病にさえかからず、無様に生きて行くしかない。

ああ、それでも、ぼくはきみを、何度でも「好き」になるよ。
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